ABA(Applied Behavior Analysis:応用行動分析学)は教育、スポーツ、企業コンサルティング、リハビリ、老年学などに幅広く活用されており、とりわけ自閉症児、発達障害患者の問題行動を改善するのに用いられます。
「成長したね」と伝えるだけでは、十分な情報共有が出来ているとはいえません。
「授業で毎回3回以上挙手している」など、具体的な行動で表現することで、「成長」の中身を共有することが可能になります。お子さんをほめるときにも、「頑張ったね」よりは「毎回発言しようと挙手して頑張ってるね」の方が、何をほめられているのか、伝わりやすいでしょう。
また、ABAでは、お子さんの「行動」だけではなく「行動のきっかけ」と「結果」に注目することで、お子さんに対する理解を深めていきます。
たとえば、「ちょっと手伝って」と声をかけられたときに、「お手伝いをする」と「ありがとうと言われた」というような、「どんなときに、何をしたら、どうなった」の関係性を考えます。
つまり、行動を維持するためには、何かしらのいいことが起こることが必要だという考え方です。このいいことは、人によってさまざまなので、何が行動の維持に影響しているのか、見極めることが大切です。
当事業所は非営利活動法人つみきの会と提携契約を結びABA療育技術支援をうけ、スタッフ全員がABA指導員として指導をうけています。
ぞうさんの足音が大切にしているのは「お子さんの力」と「ご家族の勇気」です。
ABAはプロでないとできないわけではありません。その必要性と効果を理解すればご家族でもサポートが可能です。
ぞうさん足音では、ご家族自身がお子さんの専門家になり、早期療育を主導していけるようサポートします。